うつ病が治りやすい生活リズム

自分でうつ病を治す場合、日常生活の
送り方がいかに重要なポイントとなる
かはお分かりいただけたことと

思います。

それでは、うつ病が治りやすい生活リズム
はどのようなものであるかについて、
典型例をご紹介します。

ご自分の役割、生活パターンに合わせて
アレンジしてくださいね。

生活の中でも軸となるのは起床時間です。
先ほども申し上げたとおり、5時~7時の
間に一度無理してでも起きて、朝の
儀式を行いましょう。

これは、たとえ前の晩寝る時間が遅くなっても、
夜勤で一晩中仕事していても、眠れない夜を
過ごしても、絶対に実行すべきことです。

本当にだるい時期は、朝の儀式のあと、
どうぞ横になって寝てしまってください。

もし、何かやるべきこと、あるいはやってみようかな、
と思うことがあれば、それは午前中に取り組むべき
です。

人間は、午前中、つまり昼食を食べるまでと、
それ以降では、交感神経と副交感神経の
バランスが微妙に違ってきます。

一日のうちで最も交感神経が活発になるのは、
大体朝の儀式を行ってから昼までと
思っておいてください。

この午前中にどこかに出かける、本を読む、
うつ病に関する情報収集をする、
自分のできる家事をする、仕事をする、など
比較的意欲を要するものに取り組みます。

途中、しんどいと感じたら、もちろん中断
して休んで構いませんし、昼まで頑張れば
いいと思えば気も楽になるはずです。

昼食後は、消化も優勢になり、副交感神経、
つまり休息主体になるとお考えください。

仕事や家事の手を休めて寝てしまう、
横になりながら音楽を聴く、
うつらうつらする。

とにかく自分で休んでいる、と実感できる
ことをするのです。

たまに、横になったまま本を読もうとする
人がいますが、これは目が疲れますし、
実は目を通じて脳の視覚野も疲れさせて
しまうので、脳にいい方法とは言えません。

音楽は、先ほどご紹介した種類のものであれば、
脳を疲れさせず、治療にいい効果をもたらします。

午後の仕事や家事は、充分休んだ後の3時以降から
開始するのがベストなのですが、そんな時間が
ない場合も、この昼食後の休息タイムはたとえ
短時間でも取るようにします。

私も、病院でどんなに多忙な勤務をしている時でも、
昼食後は10分間は机に座ってうつらうつらと眠る
時間はキープしていました。

午後3時から6時までは、うつ病の人でも割りと
元気が出る時間です。

やらなければいけないことは再度この時間を利用
して片付ければ、結構はかどります。

しかし、だるいときには無理してはいけない
時間帯でもあります。

その日の自分の気分、体調に応じて動いたり、
休んだりすればよいでしょう。

ある人は、午後の過ごし方を、昼食後は昼寝、
一度ぐっすり眠ってしまって、目覚めたときの
気分で音楽聴いたり、テレビ見たり、
仕事をしたりで過ごしてました。

入浴の時間ですが、長くお湯につかるか、
さっとシャワーで済ませるかにより
ベストな時間が違ってきます。
が、自分の好きな時間でよいでしょう。

そして、夜9時以降は「寝る」ことに
向けて準備をしていきましょう。

眠れる、眠れないを気にすることもあるかと
思いますが、形だけでも、夜は身体は布団の中
というのがとても大事です。