医療費の負担を軽くする制度

うつ病の治療中は、平均2週間に一度、
場合によっては1週間に一度、
病院に通わなければなりません。


そして、投薬治療中は薬代もかかります。

うつ病の治療を続けている最中、
診察代、薬代がかさんで負担を感じて
いらっしゃる方も多くいるものです。

しかし、投薬をやめたり、診察に来なく
なってしまうのは、絶対に避けなければ
なりません。

精神科は、継続的に治療が必要な患者さんが
多いために、治療のサポート体制も
様々にあります。

その一つが「精神障害者自立支援法」
というものです。

「精神障害者」という名前に抵抗を感じる
方もいらっしゃることと思います。

しかし、この制度の趣旨は
「精神科で治療を受けている患者さんが、
安心して必要な治療を受けて、確実に治る
まで援助する」というものです。

これは、精神保健福祉法32条・通院医療費公費負担(32条)
に定められています。


具体的には、「自立支援医療費制度(精神通院)」を患者
さんが市役所の福祉課に申請します。

その後、主治医のところに診断書の依頼がきます。

この診断書に記載された、病状などをもとに審査され、
認可されれば、「自立支援医療費制度(精神通院)」
を受けることができるようになります。

そうなると、診察代、薬代などの患者さんの負担額
はこれまでの3割→1割となります。
入院費は含まれないのでご注意くださいね。

ただし、これはあくまでも健康保険に加入している人
の場合です。

生活保護を受けている場合は、通院費は完全に無料と
なります。

いずれにしても、医療費が負担でお困りになっている
のであれば、一度、担当医にご相談ください。

あなたの病状経過と今後の見通しを考慮して、
「自立支援医療費制度」が受けられるように
診断書を書いてくれるはずです。

申請の手順については、病院にソーシャルワーカー
の方がいらっしゃれば詳しく説明してくれます。